重要な事前情報

この学習プログラムは、ゲルマニッシェ ハイルクンデ®を自分自身と自分の家族のために学びたい方々のためのものです。はっきりと申しますが、決して職業的に、セラピストとして「額に入れた経歴証」で箔を付けて仕事に従事されたい方のためのものではありません。セラピストとして活動されている、特に現代医学以外の診療所を営む方々も決して対象としていません。

私たちの対象グループは家族です

この学習プログラムは、あなたをこの学問についての経験と見識を形成することによって、人間として啓蒙するものです。知識を授けることですが、次第にある種の感覚が養われ、内的で自然な成長が見られます。自分自身が他に依存しないことを学び、また何よりゲルマニッシェ ハイルクンデの言葉で人と交わることを学びます。ゲルマニッシェ ハイルクンデを学ぶために定期的なオンライン会合が行われています。私たちにとって大変重要なことは、これが何かの職業訓練プログラムと解釈されないことです。「構成と手順」を参照のこと。 

ゲルマニッシェ ハイルクンデ®は、今日の「証拠に基づいた医学」と名付けられ、間違った方向へ向かわせる逆症療法的な医学の、またそれにより固く「補完医学」と呼ばれるものと結びついた複雑系のにあります。

ゲルマニッシェ ハイルクンデ®とあらゆるいわゆる代替治療法(補完医学)を混ぜ合わせることは、私たちの学習プログラムから追放されることにつながります。何故なら、補完医学は基本的にただ既存の逆症療法的な医学への補足と理解され、行われているからです。

両方は同じドグマに基づいており、それにより戦いという想像(いわゆる病気や症状に対する闘い)の上に立っているのです。
両方ともお互いを前提条件としています。すなわち現行のシステムは、それによりさらによく「肥える」ことになります。


私たちの人間としての命と、人間という種としての生き残りのために、

ゲルマニッシェ ハイルクンデ®の包括的な知識を持つことはは重要か?

エヴァ・ライメル

ハーマー博士の発見は人類の歴史において超えることのできないものです。それは、新時代にとって、また過去のどの時代にとっても、最も大きな意味を持つ、最も重大な発見です。それは、人間の生活をすべての別の生きとし生けるものたちとの、共生生活にしました。それは、それ自体大変普遍的で、明らかで、他の補足を一切必要とせず、つまり補足しようとするとその説得力がかえって失われてしまうほどでもあります。とにかく、将来的には世界中でゲルマニッシェ ハイルクンデ®が、今日の「医療科学」とうたわれているものに代わって、認められることになり、人類がこの発見の重要な核をつかみ取った暁には、ゲルマニッシェ ハイルクンデ®のシステムの中で、さらなる発見がなされていくでしょう。発見の歴史の中で、これに比較できるような画期的なものは他にありません..

この貴重な発見を今日自分のための助けとして体験できるためには、つまり、ハーマー博士により発見された相関関係それ自体を自分で自覚して経験するためには、それを自分で理解しなければなりません。そうです。それを深く理解しなくてはならないのです。まだそれ以外の方法はありません!しかし、この経験への道は、すべての人々が通ることが可能です。

私自身この道を30年来進んでおり、もはや他からまったく医学的な「助言」あるいは医療の「助け」を必要としていません。

...ゲルマニッシェ ハイルクンデの特別な点は、私たちが自然の法則を理解してそれに従えば、セラピストを必要としなくなることで、何故なら私たちの体が自分で「治療」を行ってしまうからです。

大変稀なケースとして、医療の助けが必要になることがあります:ハーマー博士はすべてのケースの約5%程度であると述べています。残るすべてのケースでは、体が治療のための援助を自分で「与える」のです。しかしながらこの全体の5%がいわゆる医療としての助けを必要とするのですが、それは葛藤の量が蓄積して「過剰になる」からで、つまり大変大きくなり過ぎたり、あるいはまた意味深い自然の特別プログラムが「堤防を越えて」しまうためです。今日では、ハーマー博士によって発見された相関関係を、「医療的な助け」の手段として考慮する認可された診療所が無いため、残念ながら適当な医療的な助けをあてにすることができません。 
ゲルマニッシェ ハイルクンデ®を深く理解したならば、大半の「病気の」患者がすでに迷走神経系の相にあることにも気付くことでしょう。すなわち、意味深い自然の特別プログラムにおける、重要な転換点となるいわゆる葛藤の溶融点にはすでに到達していたのです。 

孤独な状態で降りかかる、大変激しくドラマチックな葛藤のショックを伴う、意味深い生物学的な特別プログラムの開始時点で、すでに体内で「治癒」のための「治療に必要な」生物学的な準備は「行われていた」のです…。そのような場合には、辛抱強く、理解をもって、自分自身の賢い行動で今から来るであろう様々な相をすべて通過し、体がその仕事を完了するまで邪魔しないようにすることで、事足ります。 

また、まだ葛藤が活発な場合には、葛藤(DHS)をその線路とともに見つけ出し、葛藤の活動を確実に完了させるために、相関関係の理解を必要とします。あなたのことをあなた以上に良く知っている人はいないので、世界中のどのセラピストでもあなたの葛藤をあなた自身よりもうまく見つけ出すことはできません。他の誰も、「あなたの中に隠れていません。」私たち自身が、すでに葛藤が活発な相(ca-相)において、治癒相(pcl-相)の症状に対して準備をしておくことが最も良いのは、言うまでもないことです。それについても誰か他の人がやってくれることではありません。

またその他に、癲癇の危機の経過において時期尚早な死を招く恐れがあるため、もし予測がつくようであれば、その活発な状態を全く終わらせてはいけないという葛藤があります。.

セミナーの参加者(医師)が一度以下のように話しました:

やっと今理解できました:ゲルマニッシェ ハイルクンデは「誰か別の人」のために学ぶのではなく、自分自身のために学ぶのですね。

そうです、それこそがこの意味するところなのです!

そのため各人は自分のため(自分の家族と一緒に)に詳細について学び、自分の体の中で何が起こっているのかを知ることになる...

おそらく今あなたは、どこかのセラピストをどこかの患者のために教育するとか、あるいは誰か他の人に治療を施すということが、何故我々の目的でないか、そうではなくゲルマニッシェ ハイルクンデの中で人々に誠実に基礎から講義し、それにより彼らがこれを自分のために適用できるようにすることが目的なのかを、より良く理解できたことでしょう。
 

ゲルマニッシェ ハイルクンデ®において、「患者」という言葉がまだ使用できるかとうかということは、まだこれからわかることです。私は、この言葉は将来的にも使われ続けていくと考えます。「患者」という言葉は、最終的に誰か辛抱強い人(patiens=辛抱強い、長期的な)を意味しています。またこれは、意味深い生物学的な特別プログラム(SBS)が起きている間必要とされる大変重要な性質です:私たちは辛抱強くまたパニックに陥らず、しかし理解と先を見つめる目をもって、SBSの症状を通過し、また賢く私たちの体の要求に対して反応しなくてはなりません。そのためには、周囲の人がやはりこの相関関係を認識しており、親切であることを必要とします。ゲルマニッシェ ハイルクンデ®を真に理解した人はすべて、また毎日家族という枠組みの中でこの治療法と共に生きている人は、誰も第三者からは「治して」もらえないことを、自分自身で理解しています。「患者」が、自らの体の中で起きている精神生物学的な過程に際して、能動的な参加をすることは、必要不可欠なことです。  

今日では病気というように名付けられているSBSの、より効果的な過程のために大変重要な前提条件は、私たちが症状を前にしてパニックに陥らないことと、それによりさらなる次のSBSを開始させることがないようにということです。何故なら、パニックにより発生した、この新しいSBSは、終わらせることが難しいからです。

該当者は、例えば追加的なSBSにより悪循環に陥る恐れがあります。その場合新しい症状が加わり、それは全く最初のSBSの中に組み込まれることができないものです。そのような典型的な2番目の葛藤は、例えば死の恐怖を感じたり、あるいは来るべき手術を攻撃と感じたり、生活の手立てを失うことへの恐怖からであったり、あるいは見た目が悪くなったという感覚などなど、その他多くの事柄により発生します。

生きている体の中で起きる、この過程を理解することで、私たちに自然と、内的な平静さについての、必要とされる信頼感が訪れます。この状態にある人間だけが、平衡感覚のある決断を下せるのです。

この知識を今新しく学ぼうとすることは、体が症状により苦しめられているときや、あるいは「恐ろしく」聞こえる診断や予後を下された場合や、大きく体を傷つけるような手術を告げられたり、また化学「療法」をすでに施されたりしている場合には、ほとんどの場合難しい、あるいは不可能な課題となるでしょう。

そのため、何かの症状が出る前に、つまり医師が「悪性です」という診断や予後を下す前に、ゲルマニッシェ ハイルクンデ®の学習を始めるように、すべての人々を歓迎しています。

 

私たちは、私たち自身のために学ぶのです!