ゲルマニッシェ ハイルクンデ®への導入

リュケ・ゲーアド・ハーマー医学博士

第1の生物学的な自然法則
がんの鉄則

それには 3つの基準がある

第1の基準

すべての意味深い生物学的な特別プログラム (SBS)は、DHS (ディルク・ハーマー症候群)を伴って発生し、すなわち最も重篤で、大変強烈でドラマチックな、また孤独な状態で発生する葛藤のショックの経験であり、精神、脳及び器官の3つのレベルに同時に起こるものである。

「 反対の足をとられた」

 DHS (ディルク・ハーマー症候群)はある重篤な、大変強烈でドラマチックなまた孤独な状態での経験で、その個体が「ふいに反対の足をとられる」ように襲うが、しかし同時にまた故障を再び元通りにするための自然のチャンスでもある。何故ならこの瞬間に実際同時に特別プログラムのスイッチが入るからである:精神、脳、器官において、またそこにおいて確認でき、見ることができ、また計測可能なものである!

この衝撃の予期しなかったという襲いかかり方は、その際葛藤の「心理学的評価」よりもより大きな意味を持つ。それはまた常に葛藤としての経験であり、受けた人がどの道変えることのできないような、運命の仕打ちやできごとなどではない。

DHSから正確に、患者は継続的ストレス状態になり、つまり手足が大変冷たく、昼も夜も葛藤のことばかり考え、またそれを解決しようと試みる。患者は夜眠れなくなり、またもし眠れても夜の最初の半分に30分単位で眠るだけであり、もはや食欲がなくなり体重が減少する。

第2の基準

DHSの瞬間に葛藤の内容が、脳内のハーマーの病巣の位置を決定し、また器官におけるがんあるいはがんと等価の病気の位置をも決定する。

葛藤それ自体というものはなく、それぞれの葛藤はある大変特定の内容を持ち、またその内容がDHSの瞬間に意味づけされる。葛藤の内容は連想的に、つまり無意識の思考秩序を通して、またほとんどの場合我々の思考のフィルターを素通りして表現される。

人は考えていると考えるが、実際には葛藤は1秒よりも早くすでに考え始める前に襲っている。

この予期しないショックは、脳内コンピュータ断層写真(CT)の助けを得て写真に撮影できる跡を残す。

そのようなリレーをハーマーの病巣(HH)と名付ける。

このHHは弓矢の的の集中的な多重円のように見えるか、あるいは石をポチャンと落としたとき水面にできる模様のように見受けられる。

すなわちそれぞれの葛藤の内容には、ある明確に定められたがん及び明確に定められた脳内の位置が割り当てられているのである。しかし素晴らしいことは、ゲルマニッシェ ハイルクンデ®においては何と、我々がただ生物学的な葛藤の種類、さらに葛藤の内容、またどの器官が罹患しているか、細胞増殖あるいは細胞減少が起きているのかを脳のCTから直ちに確定できるだけではなく、葛藤が活発な相(ca-相)にあるのかあるいはすでに治癒相(pcl-相)にあるのかを刑事事件捜査的に割り出すことが可能なことである。

 

第3の基準

すべて3つのレベル(精神-脳-器官)におけるSBSの経過は、DHSから葛藤の解決(葛藤の溶融=CL)へ、またpcl(治癒)-相の最高点である癲癇の/癲癇性の危機へ、そして平常化(ノルモトニー)への回帰まで、同時進行で起きる!

基本的にそれは何か予定されていることではあるが、継続的ストレス(交感神経系)により、その時点で脳神経のコミュニケーション回線が大規模に損傷し、つまりそれは常により大きな面積に襲っているか、あるいは一度襲われた場所がより集中的に変化している状態である。同時に器官のがんが進行し、身体の器官ががんにより大きくなったり、小さくなったりあるいはいずれの場合にも何らがの変化を示す。

その状態とは:葛藤がより強い場合、器官への影響もより強くなり、葛藤が弱まれば、その他のレベルでも弱まる。葛藤が解決すると、その場合またすべて3つのレベルで葛藤の解決が起きる。再発が起きれば、つまり葛藤がぶり返せば、再びすべて3つのレベルで再発が起きる。

 DHS の瞬間に、しかしまだ多くのことが起きるおそれがあり、それはこの瞬間に線路が敷かれるということである。線路は追加的な葛藤の観点、あるいは追加的なDHSの瞬間の認識である。人間と動物はDHSの瞬間に、それについて意識していなくても、また随伴現象までストロボの瞬間撮影のように、さらに音あるいは声、匂い、すべての種類の感覚、また味覚の衝撃、そしてそれらの記憶を実際生涯に渡って保持する。患者が後にそのような線路に乗ってしまうと、葛藤全体の再発につながる恐れがある。

患者が彼の生物学的な葛藤の解決に成功すると、彼は特別プログラムの2番目の相である治癒相に入る。正確に治癒相の開始をもって、有機体は身体器官の細胞の増殖であれ、あるいは細胞の減少であれ、また当然襲われた脳のリレーまで、損傷の補修を始めるのである。また葛藤が長く続けば続くほど、より大きくなり、補修もより長くかかる。

葛藤の解決の初めを持って、有機体は再びストレス相から迷走神経系と呼ばれる休息相へとスイッチが切り替わる。

器官のレベルにおいては、我々はこのとき、これまでで最も重要とされることを見受ける:がんが止まるのである!また脳のレベルにおいてはそれに並行して、ハーマーの病巣がそのとき水腫になっていくのを見受ける。

 

 

脳内コンピュータ断層写真(CT)

素人にも明らかに認識できる:多重円の水腫形成を伴う弓矢の的の形(解決相が始まりつつある)

 


 

著作権はリュケ・ゲーアド・ハーマー医学博士に帰する

翻訳:日本語作業チーム